月明かりが僕らを照らす……
ただ、ぼんやりと、ただ、静かに……
君は笑ってくれない、僕の前では全然……
僕も笑えない、君の前では……
すれ違って、彷徨って、行く当てのない道を歩きながら……
僕らは此処まで来たんだよ……
こんなに綺麗な月が照らす夜、何で君は笑わないの?
僕も次第に笑い方を忘れて行ってる…どんな風にすれば笑えるのかな?
そんな事を考えると、何故だか胸の奥が締め付けられる……この苦しさは…何?
君は何も感じないの?……ただ、月をぼんやりと眺めてるだけで……苦しくないの?
何の当てもない、誰にも頼らない…君も笑わない…いつまで、こんな旅が続くんだろう?
一体、何を僕はしたいんだろう……
そう思うとね、涙が溢れるんだ……君の笑顔が見たい…それだけなのに……
僕だって、いつかはいなくなる……そう、いつかは君も……
でもね、君を愛するって思いは永遠に続くよ……いつまでも、朽ちる事無く…
君は僕のこと、どう思ってるか…そんなことは関係ない……
僕が君を愛してる…これで、いいんじゃないかな?…
例え、君がこの先ずっと、笑わなくっても、僕は、君と旅を続けるんだ……
当てがなくてもいい、答えが出なくてもいい、だって、分かったんだ……
君の笑顔をいつか、いつか見るための旅なんだって……
例え、何十年かかろうと、僕は君の笑顔のためだけに生きるんだって……
それにしても、月が綺麗だ……隣りで同じように月を見てる君……
心なしか、僕の目には君がほんの少しだけ……ほんの少しだけ…微笑んだように見えた。

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