早いもので

2004年8月26日 日常
早いモンで、狼狽も第九章を無事掲載できました!エレンブラとケイナスという個性溢れる新キャラ二人を追加して、ケイスの屋敷も結構活気付いてきました♪

ここではちょっと新キャラについて補足をしときます。

まず、【エレンブラ】ですが、彼女は幼少期にケイスやザイバックと共に遊んだ仲で、ケイスやザイバックが王宮の仕官学校に通い始めた頃に、エレンブラの父親であるその当時の政務卿が失態を犯して辺境に左遷された事で離れ離れになってしまうんです。

士官学校に通う前のケイスに、許婚になると約束をしたんですが、その当時、エレンブラは髪も短髪で、化粧なんかもしているはずがなく、喋り方も男口調だったので、ケイスやザイバックは男友達だと思っていたんですね。

そしたら、10年振りにケイスの目の前に現れたエレンブラは立派な女性で、喋り方こそ変わってはいないものの、顔立ちも抜群に綺麗で、プロポーションも良くなっていて、ケイスも始めかつての親友だとは気付きませんでした(笑)もちろんザイバックも。

彼女が10年振りに何故姿を現したかと言えば、理由の一番は、幼少期に約束を交わした許婚の誓いを実行する為です。彼女はずーっとケイスが好きなんですよ。一途ですね。

もう一つの理由は、ケイスが辺境に来たということですね。エレンブラが住んでいる所はカルナムールから200km程離れた山間美しい街【エルテルード】で、出向くには丁度良かったんです。距離的に……。

性格は明るくて芯が強い女性で、例えザイバックであろうと、ケイスを困らせる者には容赦なく制裁を下すんです。ホントに補足ですが、彼女はケイスの子供を三人ほど生みたいという願望があります。

次に【ケイナス】ですが、彼は王都から4000km離れた、辺境よりも離れている為【大辺境】と呼ばれる【トウコク】と言う、刀を主な収入源とする独自の文化が築かれた街の出身です。

彼の礼儀正しいというか、堅い喋り方はトウコクの方言みたいなもんです。トウコクは、本編でも説明があったとは思いますが、世界で最も切れ味の鋭い【刀】を鋳造する唯一の街で、刀を扱う剣士が多い事で有名です。【ガンテス】という伝説の刀鍛冶もいて、義を何よりも重んずる傾向にあります。

ケイナスは、自分の腕を試す為に遥々カルナムールまで遣って来たんですが、お金をあまり持っていなかった為、空腹に喘ぎ、道端に倒れていたところを、丁度パーティーのドレスを買いに来ていたエレンブラとシャルの目に留まり、一命を取り留めたんです。トウコクでは命を救われた者には命を掛けて従えという決まりがあり、ケイナスはその決まりを忠実に守って、命を救ってくれたエレンブラとシャルに命を賭して守る事を心ひそかに誓って、ついて来たんです。

ちなみに彼は刀を自在に操る事が出来、その腕前も超一流らしいです。年齢は27歳とケイス達よりも上なんですが、敬語で話すのは、まぁ、出身地方の影響ですね。

とまあ、こんなとこです。ちなみに、エレンブラとシャルがケイナスと出逢う買い物珍道中は外伝として掲載しますんで、ご心配なく!! それではまた!

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索