パロ大放出第二弾 「現(うつつ)」
2004年10月11日我が名は【ネロ・カオス】……666の獣を内包せし魔人なり。
今宵もまた、血で彩られた美酒が我が乾いた飢えを満たすのだろうか………。
ネロ「日本か……この様な東洋の島国に真祖の姫がおわすとはな……古来よりアニミズムにて繁栄せしこそなのか?はたまた陰陽たる神術の奇跡をもとめてか……。」
志貴「あれ?あれってもしかして……おーーい!!ネロー!」
ネロ「む?……あれは何時ぞやの人間……。名は【遠野 志貴】であったか?……我が命を一度は絶ちし悪魔の力を備えしか………。」
志貴「どうしたんだ?こんな夜の繁華街に堂々と姿を現すなんて……。いつもの“食事”でもする気か?」
ネロ「ふん……よくもまぁ我を殺めておいて慣れ慣れしく言葉交わせたものだな……。」
志貴「ア、アハハハ……すまん。」
ネロ「………今宵は……貴様の屋敷に行かせてもらう。」
志貴「えーーーっ?!マジすか?」
ネロ「虚言を投げてどうなる?……我は下らぬ冗談など話す口は持ってはおらん……さ、案内せよ…。」
志貴「分かったよ……。(俺は理由が何であれコイツを殺した。せめて俺の屋敷に行くぐらいは自由にしてやっても罰は当たらないよな……。)」
――遠野家 屋敷
志貴「ただいまーー!」
琥珀「おかえりなさーーい!」
翡翠「おかえりなさいませ、志貴様」。
秋葉「ただいまー!じゃ無いでしょ!!今まで何処をほっつき歩いていらしたんですか?兄さん。」
志貴「そ、そんなに怒るなって……今日はゲストを連れてきたんだから。」
琥珀「まぁ、珍しいですね♪志貴さんがお友達を呼ぶなんて。」
志貴「ハ、ハハ……友達ってワケでもないんだけど……。」
ネロ「邪魔をするぞ……。」
秋葉「!!!」
琥珀「!!!」
翡翠「!!!」
秋葉「に、兄さん……これはどう言う事です?!何故ネロなんか連れて来たんです?」
琥珀「お友達にしてはかなり濃いですね……。」
翡翠「…………。」
志貴「い、いや街で偶然見かけちゃってさ、繁華街の大衆が“食事”されちゃったら大変だと思って……だから…さ。」
秋葉「……まぁ、確かに此処なら一般人などおりませんものね。」
志貴「嫌味言うなよ〜………。」
ネロ「我を倒した殺気などまるで無いな……。貴様、誠に直死の魔眼の主か?」
志貴「あん時は異常だったんだよ……。自分でも制御が効かなくってさ……。」
ネロ「ふむ……つまり直死の魔眼は自己制御が効かぬ程強大な負を抱えし力の様だ……。」
志貴「まぁ、そう言う事ね……。んじゃ、今から飯だ!ダイニングルームに行こう。」
――遠野家ダイニングルーム
秋葉「全く……兄さんは人が良すぎるんだわ……。」
ネロ「お前の妹は常に気を立たせておるのか?」
志貴「ハハ、ッハハ………。」
琥珀「それじゃ、頂きましょう♪ところで、ネロさんは普通にお食事は出来るんですか?」
ネロ「あいや心配は無用……このとおりだ。」
グワーーーゥゥゥ!!!!バリバリ…ガツガツ…グシャ…。
ネロ「馳走になった……中々なる美味……。」
志貴「…………やっぱし食べるのは獣の方なのね……。」
琥珀「それじゃあ、食事が済んだら皆さんでトランプでもしません?」
志貴「お!いいね♪賛成!!」
秋葉「まぁ、暇を持て余すよりかは賢明ね。」
翡翠「志貴様がなさるのでしたら私も…。」
ネロ「トランプ……西洋文化の生み出した賭博用の札遊びか……。良かろう、相手にとって不足は無いな……。」
――遠野家 居間
志貴「くっそぉ……スリーペアだ。」
琥珀「私はフォーカードです♪」
翡翠「ツーペア……。」
秋葉「あら、私はストレートフラッシュよ!」
ネロ「あいや済まぬな。ロイヤルストレートフラッシュだ。」
秋葉「!!!!な、なんですって……。」
志貴「ネロ凄いじゃないか!!これで二十二回連続でだぞ!」
ネロ「ふん、運が我に味方しているだけのこと……。」
志貴「うっ……それって以外にキツイお言葉…。」
―1時間後……
ネロ「いや、今宵は世話になったな。」
志貴「今度会うときまでにはロイヤルストレートフラッシュをマスターしとくさ。」
ネロ「精々励むことだな……では、これにて。」
秋葉「はぁ……まったく…疲れるわ…。」
琥珀「ネロさんて以外に優しいんですね♪渋くてカッコいいかも……♪」
志貴「琥珀さん……?」
秋葉「さてと……紅茶が飲みたいわ。琥珀…。」
琥珀「はい♪」
志貴「ふぅ……これでゆっくり……。」
バタンっ!!!!
ネロ「おお!そうだ言い忘れていた。また明日な……。」
志貴「えーーーーーーーーーーー??!!」
―こうして、我は遠野家を取り込む事に成功した……。
志貴「ただ友達になったって言え………。」
END
今宵もまた、血で彩られた美酒が我が乾いた飢えを満たすのだろうか………。
ネロ「日本か……この様な東洋の島国に真祖の姫がおわすとはな……古来よりアニミズムにて繁栄せしこそなのか?はたまた陰陽たる神術の奇跡をもとめてか……。」
志貴「あれ?あれってもしかして……おーーい!!ネロー!」
ネロ「む?……あれは何時ぞやの人間……。名は【遠野 志貴】であったか?……我が命を一度は絶ちし悪魔の力を備えしか………。」
志貴「どうしたんだ?こんな夜の繁華街に堂々と姿を現すなんて……。いつもの“食事”でもする気か?」
ネロ「ふん……よくもまぁ我を殺めておいて慣れ慣れしく言葉交わせたものだな……。」
志貴「ア、アハハハ……すまん。」
ネロ「………今宵は……貴様の屋敷に行かせてもらう。」
志貴「えーーーっ?!マジすか?」
ネロ「虚言を投げてどうなる?……我は下らぬ冗談など話す口は持ってはおらん……さ、案内せよ…。」
志貴「分かったよ……。(俺は理由が何であれコイツを殺した。せめて俺の屋敷に行くぐらいは自由にしてやっても罰は当たらないよな……。)」
――遠野家 屋敷
志貴「ただいまーー!」
琥珀「おかえりなさーーい!」
翡翠「おかえりなさいませ、志貴様」。
秋葉「ただいまー!じゃ無いでしょ!!今まで何処をほっつき歩いていらしたんですか?兄さん。」
志貴「そ、そんなに怒るなって……今日はゲストを連れてきたんだから。」
琥珀「まぁ、珍しいですね♪志貴さんがお友達を呼ぶなんて。」
志貴「ハ、ハハ……友達ってワケでもないんだけど……。」
ネロ「邪魔をするぞ……。」
秋葉「!!!」
琥珀「!!!」
翡翠「!!!」
秋葉「に、兄さん……これはどう言う事です?!何故ネロなんか連れて来たんです?」
琥珀「お友達にしてはかなり濃いですね……。」
翡翠「…………。」
志貴「い、いや街で偶然見かけちゃってさ、繁華街の大衆が“食事”されちゃったら大変だと思って……だから…さ。」
秋葉「……まぁ、確かに此処なら一般人などおりませんものね。」
志貴「嫌味言うなよ〜………。」
ネロ「我を倒した殺気などまるで無いな……。貴様、誠に直死の魔眼の主か?」
志貴「あん時は異常だったんだよ……。自分でも制御が効かなくってさ……。」
ネロ「ふむ……つまり直死の魔眼は自己制御が効かぬ程強大な負を抱えし力の様だ……。」
志貴「まぁ、そう言う事ね……。んじゃ、今から飯だ!ダイニングルームに行こう。」
――遠野家ダイニングルーム
秋葉「全く……兄さんは人が良すぎるんだわ……。」
ネロ「お前の妹は常に気を立たせておるのか?」
志貴「ハハ、ッハハ………。」
琥珀「それじゃ、頂きましょう♪ところで、ネロさんは普通にお食事は出来るんですか?」
ネロ「あいや心配は無用……このとおりだ。」
グワーーーゥゥゥ!!!!バリバリ…ガツガツ…グシャ…。
ネロ「馳走になった……中々なる美味……。」
志貴「…………やっぱし食べるのは獣の方なのね……。」
琥珀「それじゃあ、食事が済んだら皆さんでトランプでもしません?」
志貴「お!いいね♪賛成!!」
秋葉「まぁ、暇を持て余すよりかは賢明ね。」
翡翠「志貴様がなさるのでしたら私も…。」
ネロ「トランプ……西洋文化の生み出した賭博用の札遊びか……。良かろう、相手にとって不足は無いな……。」
――遠野家 居間
志貴「くっそぉ……スリーペアだ。」
琥珀「私はフォーカードです♪」
翡翠「ツーペア……。」
秋葉「あら、私はストレートフラッシュよ!」
ネロ「あいや済まぬな。ロイヤルストレートフラッシュだ。」
秋葉「!!!!な、なんですって……。」
志貴「ネロ凄いじゃないか!!これで二十二回連続でだぞ!」
ネロ「ふん、運が我に味方しているだけのこと……。」
志貴「うっ……それって以外にキツイお言葉…。」
―1時間後……
ネロ「いや、今宵は世話になったな。」
志貴「今度会うときまでにはロイヤルストレートフラッシュをマスターしとくさ。」
ネロ「精々励むことだな……では、これにて。」
秋葉「はぁ……まったく…疲れるわ…。」
琥珀「ネロさんて以外に優しいんですね♪渋くてカッコいいかも……♪」
志貴「琥珀さん……?」
秋葉「さてと……紅茶が飲みたいわ。琥珀…。」
琥珀「はい♪」
志貴「ふぅ……これでゆっくり……。」
バタンっ!!!!
ネロ「おお!そうだ言い忘れていた。また明日な……。」
志貴「えーーーーーーーーーーー??!!」
―こうして、我は遠野家を取り込む事に成功した……。
志貴「ただ友達になったって言え………。」
END
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