種運命に思う…

2005年5月3日
ガンダム種運命は、本当にシビアに戦争してる様な気がします。

もともと戦争はシビアなモノですが、そこにガンダムやモビルスーツと言った架空のものが登場する事で、よりシビアさが強調されてる気がするんです。

人型のものが同じ人型を破壊し、消し飛ばし……。これが生身の人間同士だと考えたら、とても恐ろしい事です。

カガリの様に、理想を語り、理想の為に行動する人って、草薙的には結構好きです。現実を見るのも勿論大事です……。でも、現実ばかりを見過ぎてもいけないような気がするんです。

カガリの様に、ただ純粋に平和の為に、理想の為に動いて、叫んで、涙流して……こういう人がいないと、戦争は悲惨さを増していくだけです。シンだって、家族を亡くした時に優しく声をかけてくれた艦長を空母ごとぶった切ってしまいました……。

アスランも、キラにああやってやられて仕方ないと思います。

「カガリは今泣いているんだ」っていうキラの台詞、とても深くて重い言葉だったんじゃないでしょうか。アスランにとって…。

ガンダムシリーズは大体の作品を見ましたが、種シリーズはどこかシビアです。初期のガンダムよりも……。

Gガンダムがガンダムシリーズでは一番 アニメらしい作品だと思います。必殺技があって、とても単純な敵と見方の分け方に、師匠との決闘……。種シリーズでは一概に敵味方の判断は出来ませんし、どこが味方でどこが敵とかそもそもが無いんです。

それぞれが、それぞれの平和の為に戦ってるって感じで、そこがより現実の戦争と似てるんです。

種シリーズは、形式こそ「ガンダム」というロボットアニメで構成されてますが、中身は今の世界の事とあまり変わらないような気がします。

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